第3話 Boy meets Girl in ハムカフェ☆

ボンジュールにゃん!☆




今日も元気に

ニャンタウンからお届けするニャン!



先日のお話は・・・・

そうそう、茶トラんです。




茶トラんは、

ハムスターカフェChuーChuーチューチュー』へ

やって来ました。




カフェの入口には

看板が置いてあります。



よく見ると、

愛らしいハムスターの絵が

描いてありました。



茶トラんは、それを見ると少しほほえみ、

カフェの扉に手を伸ばしました。



” カラ~ンコロ~ン☆ ”



扉の呼び鈴がなりました。



そしたらすぐに、

カフェの店猫(店員)さん

かけよってきました。




店猫さんは、白黒の毛色

かわいらしい女子ニャン子です。


お花のついたエプロンをしています。




いらっしゃいニャンませ~!

茶トラんは、少し緊張していましたが

笑顔であいさつしました。



当店へは、初めてのご来店でごニャンますか?

お初でごわすニャン!

そう答えて、茶トラんは

はっ!しまったニャン!

と、思いました。




緊張のあまり、まるで江戸時代みたいな

しゃべり方をしてしまったのです。



茶トラんは、顔がまっ赤になりました。



店猫さんはそれを気にする様子もなく、

茶トラんをテーブルのソファー席へ

案内しました。







茶トラんを席へ案内した店猫さんは

そのままお店の奥へ

行ってしまいました。




茶トラんは、ソファーに座って

ブツブツと一人ニャンごと

言っていました。


にゃんで江戸時代ニャンだ!

いつもこうニャン!

緊張するといつもこうニャン!!
ブツブツ・・・・

その時、茶トラんの視界に

何かが横切っていきました。



ふと見ると、テーブルの上に

1人(匹)のハムスター

立っていました。




白とグレーの毛色

ジャンガリアンです。



二本足で立って、茶トラんを見上げています。




なぜだか、小さなポシェット

肩からかけています。




茶トラんはハムスターと

見つめ合いました。



ハムスターの瞳はキラキラして

みずみずしく潤っています。


その瞳に写る茶トラんの瞳も

キラキラと輝いていました。




こんニャちは!

・・・・・・・・。

ハムスターは、無言のまま

ビューっとテーブルから

いなくなってしまいました。




あっ!逃げたニャン!

そうこうしていると、

店猫さんがメニューをもって

店の奥から戻って来ました。



あのハムスターは ししゃも っていうニャンです~。

ししゃもニャン?

うまそーな名前ニャン!

そう言って、茶トラんは笑いました。




ししゃもは、猫見知りするニャンです。
自分からネコに近寄ってくるのは珍しいことニャンですよ~!

へ~。そうニャンだ・・・。

茶トラんは、ししゃもと

もっと仲良くなりたいと思いました。





店猫さんは持っていたメニューを開いて

こう言いました。


当店は、ワンドリンク制にニャっております。
お飲み物は何にニャさいますか?

茶トラんはメニューを見て

気になるドリンクを見つけました。




これにするニャン!

茶とらんは、肉球

そのドリンクを指し示しました。




またたび村で栽培された高級無農薬茶 でごニャンますね!
かしこまりニャンした~!

そう言うと、

店猫さんは再びお店の奥へと

元気に入っていきました。
















☆次回へ続くニャン!☆

ニャンタウン☆ひとコマ劇場/

第3話 Boy meets Girl in ハムカフェ☆

物語 & イラスト   胤-あい-

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